いちばん嬉しかった言葉
ノビーにとってボーディングスクールでの高校生活がかけがえのないものとなったところから、大学を卒業して帰国するまでの事を書いてみようと思います。
ノビーは中西部にあるリベラルアーツ系の小規模カレッジ3校からありがたくも奨学金つきでオファーをいただき、本命である州立大学2校の合格発表(確か凄く遅くて3月に入ってからだった)を待っていました。
その間、当時のカレッジカウンセラーと話したときに、大変嬉しい言葉を言っていただいたことが、強く印象に残っています。
ノビーには学習障害があり、大学でも何らかのサポートが必要であることは自明だったので、大きな州立大学に行くよりも、ボーディングスクールのように手厚いケアがありそうな小規模のカレッジに行く方がよいのではと野比ママは考えていました。しかしノビーは似たような環境のところに行ってもつまらない、州立大学で自分を試したい、Division 1のカレッジスポーツに挑戦したい、という明確な希望を持っていたので、その意思を尊重することにしていました。
その話をカウンセラーにしたとき、「ノビーならばどこの大学に進学しても必ず成功するわよ」と言ってくれました。「それは何故?」「ノビーのように努力できる生徒はそういない。どこに行っても絶対大丈夫」と彼女は太鼓判を押してくれたのです。
母親として、こんな風に息子を認めて褒めていただけたことは心から嬉しく、これまでの苦労が報われたと思えたのと同時に、「このボーディングに留学させて本当によかった」と実感できた瞬間でした。
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