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有事の際のボーディングスクール

現在ボーディングスクールにお通いの方も、ボーディングスクールへの留学を検討中の方も、予想しなかった事態に直面し、心を痛めていらっしゃると思います。特にこの春に見事合格通知を手にしながら、ビザがどうなるか見通しが立たない方々においては、本当になすすべもなく憂慮の日々であるかと思われます。よい方向に向かい、最善の選択ができますようにお祈りいたします。

Covid-19により世界中で大きなダメージを受けていますが、ボーディングスクールの長い歴史の中では、これまでも留学中に直面する歴史的なできごとがあったと思います。September 11のときなどは留学生は帰国もできずに大変であったと伝え聞きます。そのような「有事」のとき、ボーディングスクールはどのような対応をするのでしょうか?

具体的な様子を解説してくれている記事がありましたので、ご紹介しておきます。

コロナ禍さえ学びの機会に…北米ボーディングスクールの凄み ☚クリック

おそらく多くのボーディングスクールで、似たように迅速かつ真摯な対応をしているはずです。
ノビーがいた全寮制のボーディングスクールは、多くの生徒が帰省中の3月の中旬、Spring Break明けに、閉校を決定しましたので生徒たちはそのまま自宅待機となりました。そしてわずか6日後には全クラスにおいての双方向でのライブ配信授業がスタートしています。全寮制ですから、普段からオンラインがおこなわれていたわけではなく、全職員の協力のもとに、1からZoomを使ったオンラインクラスを構築したようです。父母会も卒業生の同窓会もオンライン会議で、家にいる生徒たちのために何ができるかを、活発に話し合っていたようです。こういう時、野比ママがボーディングスクールに限らず全米的な傾向だと感じるのは、「誰もが文句や批判をする前に、迅速にとにかく今自分にできることをやる」ということです。

5月末の卒業式も、残念ながらヴァーチャルでの式となるようです。卒業生全員で「大人の証である葉巻を吸って、校内の池に飛び込む」という100年以上続いた伝統儀式が、はじめてできないという事態になってしまいました。生徒たちはさぞかしがっかりしていることかと思いきや、ひとりのシニアの生徒がクラスメートたちに向けて、YouTubeにこんなビデオメッセージを送っていました。

Class of 2020の同級生たちへ

僕たちはあと数日で卒業するけれど、悲しい事に一緒に対面で卒業式をすることができない。

しかし考えてみて欲しい。
僕らはSeptember 11の惨事の頃に生まれた。
そして今と似たようなVirusの脅威(SARS)にも遭遇した。
そして今世紀最悪の経済的危機(リーマンショック)も経験した。
そしてこれらの困難をすべて乗り越えて来たんだ。
だからこんどだって大丈夫だ。
何故ならば、たとえパンデミックのせいで卒業式ができなくたって、
僕らが素晴らしい4年間を一緒に過ごしたという事実に変わりはないから。
僕らは多くのことをなし遂げた。
僕らは多くのばかげたこともした。
その4年間の思い出だけが大切なんだ。それで十分じゃないか。


2020-05-20(s).png


今年の卒業生たちが、ポストコロナのよりよき新時代を、きっと築いてくれるはずと確信しています。

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