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アメリカの大学で競技スポーツをするには-その3

アメリカの大学に留学して、NCAAカンファレンスで競技スポーツをするための具体的な手順についてです。

D3の場合


D3の場合はNCAA審査が不要です。各大学のAthletic Departmentに直接問い合わせて、コーチのビデオ審査に漕ぎつけるか、キャンパスビジットの際にアポイントをとって話を聞きます。ノビーと一緒にキャンパスビジットを15校しましたが、ほとんどのD3大学でアポイントがとれました。特にD3は小規模大学が多いので、留学生担当のアドミッションカウンセラーが窓口になって、学部教授やコーチとのアポイントを入れてくれることが多かったです。

大学のホームページのAthleticsの情報にアクセスすると、入部希望者のコンタクト方法がなにがしか書いてありますのでまずそこを見てみます。野比ママの感触では、D3の場合ほとんどの大学で、高校での競技経験があり、入学を許可されたものは、試合に出れるかは別として、入部させてくれそうな雰囲気でした。ただ合格をアドミッションにプッシュしてくれたり、特別にInstitutional scholarshipを上乗せするように働きかけてくれたりといったことを期待するのであれば、コーチにスカウティングされるために、夏休み等を利用したCampやShowcaseのようなイベントに参加し、実際に競技を見てもらう機会が必要ですが、とりあえずはファーストコンタクトでのビデオチェックが第1関門となります。ビデオは "College xx(競技名) recruiting videos" で検索するとたくさんでてきますので、参考になります。

D1-D2の場合


D1とD2の場合は、決められた奨学金枠内でのリクルーティングを受けるためには、NCAAの審査を通過してEligibilityを満たさなければなりません。シニア(高3)に上がる前の夏休み(春休み)までに、NCAA Eligibility Centerにアカウントを作り、オンラインで審査登録をします。

NCAA基準を満たすための条件は、全米の高校生と留学生で基本的には一緒です。

こちらに概要が記載されています。

  • 中3から高3までの4年間の間に、16単位(1科目1年間で1単位)のCore Courseを取得し、Core CourseだけのGPAを換算する。
  • Core Courseとは、英数理社+外国語(日本人は国語をカウントできる)で、それ以外の科目は成績としてカウントされません。
  • SAT(英数の合計)とGPAの組み合わせで基準をクリアせねばならない。(最低GPAはD1で2.3、5段階に直すと3.3が必要)例えばD1でGPAが2.3の場合、最低SATスコアは980/1600です。例えば数学で580点、英語で400点とれれば980点です。数学はともかく、英語で400点は日本の高校生にとってかなりハードルが高いです。GPAがもっと高ければSATスコアの基準が下がります。こちらにマトリックスがあります。

これらを証明するために、中3から高3までの4年間の成績表とSAT/ACTスコアをオフィシャルな方法で送ります。ドキュメントが届いたら、審査がスタートします。成績表は高2の時点のものを送り、最終成績が出たら再度送ります。
もう1つの条件は、アマチュアリズムです。その競技で何らかのスポンサー契約をしていると、NCAAの基準から外れます。

ここまでの話を読んだら、D1やD2で競技スポーツをするには、まず何よりも成績基準を満たすことが重要であることがわかると思います。コーチが是非リクルートしたいと思うような素晴らしい実技を披露できたとします。その大学の入学基準にTOEFLやSATやGPAが足りなかったとしても、リクルートされたアスリートであれば合格の可能性は高まります。ですが、たとえ合格してもNCAA Eligibiityを満たすことができなけば、プレーすることができないのです。それは入学後の成績においてもずっと続きます。

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