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日本の高校を中退し、アメリカのボーディングスクールに編入

高1になったノビー

高校生になったノビーは、もう自分で自分の障碍を理解し、自分なりに工夫して授業を受け、わからない時は教えてくれる親切な友達をみつけて世話になる、ということが自然にできるようになっていました。

非言語性学習障碍の子供(や大人)に見られる困難として、よくソーシャルスキルの欠陥というのがあがりますが、ノビーの場合は幸いなことに、ソーシャルスキルについては人並み以上にすぐれたものをもっていました。もともと一人っ子で、企業戦士だった野比ママのせいで生後2か月足らずで保育園に入れられた事もあり、彼にとって友達ほど大切な存在はありませんでした。保育園、小学校、中学校と常に兄弟のように仲のよい親友に恵まれてきました。

いかなる集団に属しても、必ず気の合う友達をみつけ、それも自分の不得意分野を補ってくれるような、面倒見のよい友達と仲良くなります。もしかしたらそれは、もって生まれた才能というよりは、障碍をかかえてなんとか普通の学校でサバイバルしていくために、無意識に自然と身についたものだったのかも知れません。

しかし相変わらず期限までに課題をこなす計画性、スケジュール管理、宿題や持ち物を忘れない、という点においては親の助けが必要でした。中学の時ほどつきっきりではありませんが、ほっておけば課題は出せず、テスト勉強も混乱状態、忘れ物は茶飯事、という状態に陥ります。特に全国大会レベルの運動部に入部して、1日5時間 / 週7日の部活をやる中で、勉強との両立は困難を極めていました。

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