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メリットその7: アドバイザーをはじめとした強力な職員サポーター

すでに書いたとおり、アメリカの高校は「テーラーメイドカリキュラム」で、大学のように自分で時間割をつくり、それぞれの教室に移動し、学年混合で授業を受けるので、日本でいうところの“3年A組”的なクラスは存在しません。”Class of 2018”(2018年度に卒業する学年)のように、学年単位のクラスしか存在しないのです。だから、いわゆる学級担任というものも存在しません。では、誰が主に面倒をみてくれるのかというと、”Advisor”です。一人の教師が数人の生徒をアドバイザーとして担当し、学習面だけでなく生活面や精神面も含め、いわゆる「担任の先生」的な役割を担っています。保護者の窓口となるのもまずはアドバイザーです。

アドバイザーとは毎日短時間のMeetingがあり、これが日本でいう学活の代わりとなります。授業、部活、寮生活、友達関係、進路等々、多岐に渡ってなんでも相談できる心強い相手です。保護者には月に2回程度、アドバイザーからの報告書がメールで送られてきます。アドバイザーは生徒の希望で変えることもできます。

ノビーのアドバイザーはスペイン語教師の若い女性でしたが、本当にきめ細かく面倒を見てくれました。ノビーは自分を認めてくれて、よくほめてくれる彼女の事が大好きで、彼女の出身大学に入りたいがために一生懸命勉強するようになりました。週に1度は、アドバイザーグループ(アドバイザーと、受け持ちの生徒全員)で外食をしたり、教師の家で夕飯をご馳走になったりして、家族のように親睦を深めてゆきます。

そして、サポートしてくれるのはアドバイザーだけにあらず、各々の専門職の職員たちです。
進路指導には専任のカレッジカウンセラーがいます。寮にはDorm Parentと呼ばれる職員がいて、寮内での監督責任を担います。授業カリキュラムや単位の相談はAcademic Deanが受けてくれますし、ビザ等留学生特有の問題はInternational Student Coordinatorがサポートしてくれます。ESLの教師はTOEFLの受験をサポートしてくれますし、部活のコーチはスポーツ奨学金を得て大学に入るためのサポートをしてくれます。保健室には24時間体制で看護婦がいます。

ボーディングスクールは学費が高い分、職員と生徒の割合が平均1:6という驚異的な数字で、各方面のエキスパートの職員が手厚いサポートをしてくれるのです。しかも、ボーディングスクールでの職員と生徒の関係は、同じ釜の飯を食べる、家族でもあるわけです。

「野比ママの代りに第3者がサポートしてくれるシステムがあること」という条件を満たし、親を頼らずに自立して生きていくためのサバイバル修行の場として、ボーディングスクールが最適であると野比ママが実感した理由が、伝わりましたでしょうか?

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