カテゴリ「ボーディングスクールでの高校生活1」の記事は見つかりませんでした。

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16歳の時、1月の年明けとともに、ノビーは不安と期待で胸をいっぱいにして、野比家から旅立ちました。野比ママと野比パパも、こんなに早くひとりっ子で甘えん坊のノビーを手放す日がくるとは、思っていませんでした。入寮に際しては、野比ママと野比パパもつきそってゆきました。ノビーにとっては3度目の渡米でしたが、やはりビジットするのと入寮するのでは訳が違います。入寮の朝、ホテルの窓から3人で見たのが、この朝焼けです...

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入寮時に必ずしも親がつきそう必要はないと思いますが、これから数年間お世話になる職員たちと、最初に顔をあわせておくと、その後のメールでのコミュニケーションもスムーズにいくのではないでしょうか?特に野比ママは卒業単位のことが心配だったので、Academic Deanとのミーティングに時間を割きました。ノビーのTranscript(日本の高校の成績表)を見せて、あとどの科目を何単位とれば卒業ディプロマがもらえて、大学受験に必...

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英検2級程度の英語力しかないのに、英語で授業を受けて、朝から晩まで英語で過ごす。まさに完全アウェイな状態から、ボーディングスクールでの暮らしに慣れるまで、どのくらいかかるものでしょうか?この移行期間の事をTransition Periodと言いますが、「3日、3週間、3か月という節目を乗り切れば大丈夫」なんて耳にいたします。振り返ってみるとあたらずとも遠からずのような気がいたします。まずは最初の3日間。ノビーが今でも口...

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最初に仲良くなってくれた「親日家」たちの枠を超えて、ノビーが本当に学校全体に馴染むまでに、いくつかのヤマを越えたように思います。まず、最初に直面したのはESLクラスに対する不満です。当初、ESLクラスには15名ほどの生徒がいて、ノビーと、一人の台湾人と一人のロシア人を除き、残りは全員が中国人という構成でした。この中国人生徒たちが、ノビーにとってはストレスの原因になりました。授業中にうるさく母国語でおしゃべ...

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ノビーの留学という飛行機が、最初はふらふらしながら、やがて上昇気流に乗ってしっかりと飛び立っていくイメージを感じた瞬間があります。それが、入寮日から数えてちょうど3週間くらいの事でした。初雪で校庭が真っ白になったら開催される、"Snow bowl" 雪上フットボール大会がありました。そこでノビー曰く、「見事なラン」を披露する事ができたそうです。彼は"Panda Express"(これは中華のファストフードチェーンの名前なの...